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SF映画トゥモローランドについ引き込まれてしまった理由

明るい未来に好転させるメッセージ

元来SF映画好きなので、これはという作品は映画館に観にいくこともあります。
最近の作品で印象に残っている近未来ものは「ブレードランナー2049」、「ウエストワールド」でした。

どちらも暗い未来を暗示する重苦しい感じを漂わせ、ヒューマノイドと対比させて「人間の意味」を問うています。
トゥモローランド」は地球の未来を危機的に捉えているものの、悲観しているだけではありません。

ストーリーを通して明るい未来に好転させていくためのメッセージも示しています。
録画したBS放送をなんとなく観始め、久しぶりにぐいぐいと引き込まれてしまいました。

 

未来を変えるのは「あきらめない心」と「夢見るチカラ」

2015年公開の「トゥモローランド」のタイトルを、レンタルショップで見たことはありました。
タイトルといい主演男優(ジョージクルーニー)といい、全くそそられませんでした。

夢のような世界を旅する人の好い主人公の物語だとはなから思いこんでいたからです。
実際の内容は全く違っていて、本当の主役は感受性豊かで鼻っ柱の強い女の子でした。

子どもの眼で思いこみを排除しようとする視点にハッとし、自分の頭の固さを実感させられたりします。
未来の地球を救う発想豊かな子供たちを探し求めるストーリーも終盤に差し掛かる頃です。

求める子供たちの条件としてメッセージは明らかになります。
「あきらめない心」と「夢見るチカラ」です。

まるで起業家に求められる条件そのものではないですか。

 

これからのSF映画はヒューマンドラマ化

明らかにフィクションであるとわかっているのに、SF映画の場合は何故かその世界に入ってしまいます。
現実離れした世界を舞台としているため、余計なことを考えずに自分の意識を投入できるのでしょうか。

その一方、SF映画の描く世界に現実世界はどんどん近づいていてリアリティさを増しています。
人工知能(AI)を持った人間型ロボットはより人間らしくなり、ヒューマンドラマ仕立てに感じるものも。

わたしはこれからもSF映画好きであり続けるでしょう。

 

編集後記

今年のノーベル整理・医学賞を本庶氏が受賞というニュース。
嬉しい話題に喜びつつ、目の前の仕事はややおろそかに。
何ごとも積み重ねであることを再認識しました。

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