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革新的ツールである仮想通貨の一般には理解されにくい理由

人々の仮想通貨への興味は着実に高まっている

仮想通貨に関して、ひと頃のセンセーショナルなニュースは減ってきたようです。
その一方、楽天やYahooなどの関連事業参入など、今後の普及を予感させる動きも活発化しています。

そのため世間においても「仮想通貨」という単語は随分一般化してきました。
わたし自身も地元の活動団体から「仮想通貨」をテーマとした卓話依頼を立て続けに受け、興味の高さに驚いています。

 

精いっぱいの準備に関わらず卓話は不発

わたしは与えられた30分という短い時間に「仮想通貨」をどうやって説明しようかと、悩みに悩みました。
元々素人であった(今も素人)わたしは、仮想通貨とつきあいをストーリーに身近なテーマにすることを試みます。

テーマ「仮想通貨のもたらしている変化」のシナリオ構成
■仮想通貨との出会い
■投機的な側面
■技術的な側面
■仮想通貨の可能性

実際に話をしたとき、周りの反応は導入部分に関しては上々でした(だったと思います)。
続く本論に入っていくにつれて、聴衆の反応は徐々に鈍っていくのを感じます。

しかし、シナリオを立て直す余裕もなく食いつきの悪さを感じつつラストを迎えたのでした。
精いっぱい準備したにも関わらずはっきり言って不発です。

 

30分で理解を促すのは至難

話の準備をする段階で、注力したのは最新の動きや仕組みについての正確な情報の収集整理です。
何故不発だったのかを振り返ると問題点は色々とありました。

今回の仮想通貨をテーマにした卓話での問題点
■個々人の知識水準は大きく異なっていた
■土台となる「通貨要件」「インターネット」の理解は必須
■最低必要な技術的説明は省けない
■直前まで参加者の認識水準を掴めなかった

通算3回、このテーマで話をする機会をいただきました。
今後また依頼を受けたならば、30分で話は出来ないことを伝えるつもりです。

また話をするならば、会場に入り「仮想通貨」に関する認識度合いを問いかけて対象を明確にします。
シナリオのパターンを複数用意する必要もありそうです。

 

編集後記

昨日はHTBホテルヨーロッパのラウンジでアフタヌーンティーをいただきました。
午後3時ころ、お客はわたしたちのみなのに生ピアノ演奏つき。
紅茶とともにオーダーしたスコーンは生クリームとイチゴジャム付き(260円也)。

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