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講演や講義を依頼され原稿を準備するときに工夫していること

人前で話すことを意識するメリット

様々な情報をなるべく効率的に取り込めるようになろうと、アウトプットを積極的に行なっています。
人前で話すことを常に意識することは情報の吸収能力を飛躍的に高めてくれるからです。

そのため、地域団体の会合での卓話や大学講義など、依頼されれば基本的に対応させていただいています。
とうてい無理だと感じる依頼であっても、テーマに沿ってシナリオを描ければむげに断りません。

 

最初に作成するのはテーマの基本シナリオ

依頼されるテーマの内容のほとんどはこれまでの活動実績に基づいたものとなっています。
テーマの内容
■創業時の資金計画・売上計画の作り方
■地域における支援機関の役割
■仮想通貨の機能

原稿はほぼパワーポイントで作成しています。
講演の基本シナリオ作りで準備していること
■テーマの内容に従って項目を並べる
■項目の順番を整える
■項目ごとに見出しのフレーズを決定する
■効果的な資料(図表や写真)を選ぶ
■シートを作成する

基本的なシナリオ作成の準備はここまでで、あとは作ったシートの項目に従って話をするだけです。
話をする内容を細かくプレゼンシートに記載するようなことはしません。

 

導入部分の「はじめに」は重要なつかみ

話すテーマの基本シナリオ作成の次は、前段部分に挿入する「はじめに」の部分を考えます。
テーマと世の中で起きていることや自身との関わりを認識させる、導入部分の準備はとても重要です。

しばらく話を聴き続ける聴衆に対し、聴くときのポイントを提示することになるからです。
「はじめに」では話を聴く対象者と目的をイメージしながら以下のことを準備します。
■自分の簡単な紹介
■テーマの持つ意味
■何故このテーマを話すのか

テーマに関わる最新のトピックを見つけられれば、講演の直前であっても取り上げます。
肩ひじ張らず気楽にお付きくださいというメッセージを受け取って気分を害する人はいませんから。

 

編集後記

昨日は大学生向けに「起業論」のひとコマで「創業時の資金計画・売上計画の作り方」について話をしました。
昨年は20名ほどだった受講生は70名に増えていて驚くとともに嬉しい悲鳴。
意外と熱心に話を聴いているなと感心していたところ、
学生さんは受講内容をもとに計画書を作成して、担当の先生に提出とのこと。
お疲れ様です。

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