自分のプランに正面から向き合う
日頃から自分のなかで温めていたことを具体化しようと考えている方に時々お会いします。
内容に新規性を少しでも感じたら、ビジネスプランコンテストに申込むことを必ず勧めています。
目的は賞金目当てであろうと目立ちたいためであろうと、何でもかまいません。
申込むことの最大の効果は、コンテストへの応募を通し申込者は自分のプランに正面から向き合えることです。
人は第三者の目を意識することで、とてつもない集中力を発揮します。
単に事業化に取組むだけの場合と違い本人のやる気も格段に向上し、確度の高い事業計画に繋がります。
ビジネスプランの実現性も高まる
賞金付きのコンテストに入賞すると賞金も獲得できますし、様々な効果も期待できます。
コンテスト入賞による効果
■メディアによるパブリシティ(公共性のある広報)効果
■資金調達(賞金、ファンド)
■事業協力者との出会い(取引、協力、連携)
■バックアップ(行政、支援機関、研究機関)
第三者の目を通した審査の過程でビジネスプランはブラッシュアップされます。
結果的に自分の描いたビジネスプランの実現性は高まっていくことに繋がると言えます。
必要に応じて知的財産の保護手続き
ビジネスプランコンテストへの応募において注意しないといけないこともあります。
秘匿性の高い技術やサービスであっても、コンテストに際してはオープンにしなければならないからです。
そのような場合、もし可能であれば特許申請などの知的財産の保護手続きを行います。
状況に応じて判断する必要もあるでしょう。
編集後記
世の中を変えるものとしてAI(人工知能)技術に注目は集まっています。
活用方法には一般的な事務やサービスをイメージしてしまいがちです。
先日、農業や水産業分野でも生育環境の管理手法としてセンサーと組み合わせる技術のあることを知りました。
これも立派なビジネスプランであると言えます。