事業者の経験や知識はさまざま
事業サポーターの役割は、必要なことを相手に応じて提供することです。
知識や経験は人によって様ざまなので、そのレベルによって必要とするものは違います。
そのためどこまでのことを提供するべきか、自分なりの基準を持つようにしています。
創業まもないような場合はそう迷うこともなく基本的なことをお話します。
しかし、ある程度経験を持たれている場合、知識や情報についてニーズは高くありません。
一人で判断するには悩ましいことについて話をされ、意見や提案をするといった感じです。
課題を明確にされている時は、そのことについて最大限のお手伝いをしています。
主体的に事業活動を行なっているか
経理管理事務、販売促進活動、新分野開拓など、経営には当然必要な取組みです。
当たり前のこととして取組みを促しても、実行できない方はたくさんいらっしゃいます。
事業者に最も必要なものを持ち合わせてなく、主体性をもって行動できていないのです。
事業経営者であれば当然持ち合わせてなければならないもの、それは自立マインドです。
しかし、事業者は全てこれを持ち合わせている訳ではありません。
これさえきちんと持てれば、自ずから自分のなすことのために体を動かすようになります。
この自立マインドを持ててない方に、意識変革を促すのは容易ではありません。
事業サポーターの究極の役割
事業で自らの身を立てようとすることは、会社勤めと比べると大変なことです。
何故その事業をするのかの明確な理由を持たなけれなりません。
その理由は各人自由であるべきです。
ただ、不思議なことに金儲けだけを目的とする事業はほとんどうまくいきません。
他者のための何かの役に立とうとする、何がしかの想いを必要とします。
こうしたことを含めて、相談にこられた事業者と面談することを心掛けています。
事業サポーターの究極の役割は、事業者に自立マインドを持ってもらうことだからです。
編集後記
先日、TSUTAYAでキングダムの45巻と46巻、DVD「ゴーストインザシェル」を借りました。
キングダムの作者はずいぶん絵が上手になっていて初期の頃とはちがう作者のようです。
近未来SF物はよく観ていて、「ゴーストインザシェル」の映像美は素晴らしかったです。
11月には「ブレードランナー」続編が公開、楽しみです。