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経営状態は来訪者への受付の対応に現れる

来訪者は受付の対応に敏感

経営支援機関の窓口を訪れる方の相談は人によって様々です。
そのため来訪者に初めて接するとき、訪問の目的などについては丁寧に聞き取りをしければなりません。

自分たちに対応できる相談であることを確認して、具体的な面談へと移っていきます。
支援機関での業務の半分ほどは受付時の対応に費やされているともいえるのです。

そのため逆に事業所を自ら訪問するときは受付者の対応に敏感になってしまいます。

 

アポなし訪問で見えてくる事業所の姿

事業所訪問時はアポイントを取るようにしており、通常はスムーズな面談を行っています。
なかには一定規模の事業所に幅広く連絡する必要もあり、アポなしで飛び込み訪問することも。

基本的に商品やサービスを売り込むようなことはなく、経営にプラスになると判断される情報の提供です。
そこで対応してくれるのは経営者や管理者ではありません。

ほぼ事務職の女性です。
対応者の人柄の問題ではなく、来訪の目的や意図の聞き取り方、内部管理者への繋ぎ方など事業所で千差万別です。

一瞬のやりとりで事業所の雰囲気、上司との連携、職場の労働意欲といったことまで分かってしまいます。

 

不調に陥る前に受付対応を自主チェック

小規模の事業所の場合、常に近くに経営者が存在しています。
目配りも行き届くので受付者も勝手な対応をすることもありません。

徐々に事業が拡大してくると組織も役割に応じて専門部署を機能させ始めます。
健全に運営されている事業所なのかどうか総合的に評価することは容易ではありません。

しかし、アポなし訪問をしたとき、受付者の対応に経営のおおよその実態は見えてきます。
景気の良い時は気にすることはないかもしれません。

不調に陥り始める前に自社の受付対応をチェックしておくことは必要なことといえるでしょう。

 

編集後記

来年2月開催予定の「熊本城フルマラソン」。
九州では人気のレースです。
今年も抽選に当たりました。
翌月3月の「さが桜マラソン」と併せて走る予定です。

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