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トークイベント「地方創生におけるスタートアップ拠点都市」に参加して

支援事業には費用負担を伴う

1月25日(土)に福岡市で開催されたイベントに参加しました。
登壇者は仙台市から福岡市までの各都市で活躍されている4人です。

地方を代表する拠点都市であっても状況は随分違うなという印象を受けました。
スタートアップ支援事業には費用負担者を必要とします。
担い手の主体は民間だったり行政だったりしていました。

神戸市、福岡市の事例

基調講演は谷上(たにがみ)地区を日本のシリコンバレーにしようという神戸市の谷上プロジェクトについてでした。
発起人である山本敏行氏という天才起業家の発案から始まったこのプロジェクトはカリスマの手によるものと言えます。

斬新な事業計画を持つプロデューサーを擁すればここまで出来るという事例を初めて知りびっくりしました。
人材も資金も負担できる神戸市ならではなのでしょうね。

福岡市の場合はカリスマはいないものの、行政と民間事業者のしっかりしたバックアップによるものでバランスのとれた事例だと感じました。
神戸市とともに都市の規模に支えられた面を持っています。

最も刺さった津山市(岡山県)の取組み

そのほか仙台市と岡山市の事例では、民間団体や行政との連携という課題も提起されました。
そうしたなか、津山市(岡山県)の取組みを紹介された山田邦明氏の話は最も心に刺さりました。

高専から大学に進学された後、弁護士資格を取得しアカツキの創業に参画された経歴は異彩を放っています。
数年ののち退職し地元に帰り、スタートアップ支援事業に何故取り組もうとしたのか興味は尽きません。

「変わっている人」のヒトコトで片付けられない何かを感じました。
津山市では「創業スクールHoming」を立ち上げられ活動されています。

自分ともどこか共通する課題に向き合い、自分に正直に行動している姿からは大きなヒントを得られる気もします。

編集後記

佐世保発のビジネスプランコンテスト「Start Up 99」の申請を1月20日に〆切りました。
おかげさまで申込数は30件を超え、現在書類審査中です。
3月20日の公開プレゼン審査は今から楽しみです。


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