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艦隊これくしょん×佐世保鎮守府イベントのヒットに思うこと

発散されるエネルギーに圧倒

陽射しの強いさ中にも関わらず、汗をぬぐいながら歩きまわる一群に今年も遭遇しました。
99%は男性で、手荷物の様子などから人気オンラインゲーム「艦これ」の強烈なファンであることは一見してわかります。

彼らは鎮守府のあった佐世保市で開催される今回で2回目となるイベント(2019.9/13~16)に全国から集まった若者たちです。
何に惹きつけられているのか理解できなくても、発散されるエネルギーはひしひしと伝わってきました。

理屈の積み上げより「直感」

全国から来場者2万人と言われる数を集客するイベントは、地元市民にも大きなインパクトを与えています。
「艦隊これくしょん」を知らない殆どの市民は、若者の熱狂的に参加する理由を理解できないからです。

1回目の時などは市民向け開催告知もなかったので、目の前に展開される異様な人だかりの光景にわたしもくぎ付けになりました。
しかし、最初のアイデア発案から実行に踏み切るまでは、成功するのかどうか予測できず苦労もあったと思われます。

新しい事業に取組むという意味では大変参考になる事案と言えるでしょう。
理論を積み上げた発案というより、「直感」によるものだったと推測します。

自分には到底できない発想

「艦隊これくしょん」に精通する人物がいなければこのイベントの発想は生まれてなかったでしょう。
いわゆるオタクと言われる人たちはそんなに多くないので、たまたま関係者の中にいたことが幸いしています。

しかしヒットしたということは必然の理由があったからこそと考えられます。
固定概念に捉われないことは重要だと考えていても、自分の思考と異質なものを理解し受け入れることはできるかと問われても自信ありません。

思い込んでしまっている観念を解きほぐすことは困難を要とします。
思い込まないこと、自分の認識をいつも振り返ることを意識し続けるほかないでしょう。

「艦これ」×「佐世保鎮守府」的なイベントの発想はわたしには到底できないと痛感しています。

編集後記

「艦隊これくしょん」イベントの盛り上がりは、日頃お目にかかれない新鮮さを感じました。
今日も朝ランしました。
朝方の体感温度は随分下がり、秋の気配を感じます。



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