独立して戸惑うのは自分の立場のこと
事業主になると、仕事のノルマはありません。
自分の目標に沿ってやるべきことを決めて取組むだけです。
わたしの場合、会社勤めから卒業すると同時に個人事業主になりました。
自治体との業務契約に基づいて支援機関の仕事に従事しています。
新しい仕事に取組んで最も戸惑ったことは、自分の立場についてでした。
課題は上から降りてこない
委託契約に従って仕事を進めていけばよいのです。
最初の頃は面談件数や事業改善への関りに注力することを念頭に取組んでいけば十分でした。
仕事に慣れてくるとそうしたことは当然のこととして対応しながら、地域や事業者たちの抱える課題にも気づくようになってきます。
契約を交わした取組みの件数よりも課題への対応こそ優先すべきことだったりします。
しかし、この判断の元となる問題意識を共有する上司や同僚がいる訳ではありません。
自分の裁量で判断し行動を起こさなければならないのです。
この一連のことに取組んだとき、組織で動いていた会社勤めの頃との違いを痛感しました。
課題は上から降りてこないのです。
周りの人の目を気にしていても
頼れるのは自分の感性だけだということに気づくようになると、行動も変化せざるをえません。
必要な情報や結果は得ようとするには、周りと同じことをしていても始まらないのです。
理想は自分の行動基準を持ち、結果をストレートに出すことでしょう。
しかし、横並びでいたいという気持ちをどこかに持っているのも事実です。
世の中の変化を捉えながら課題を提起していくには、日頃から独自で情報収集が必要です。
周りの人の目を二の次として行動することは当然増えていきます。
編集後記
海軍の街として発展した佐世保には、自衛隊の皆さんも沢山住んでいらっしゃいます。
最近は海上自衛隊だけでなく陸自の方も続々と転勤してこられます。
今日はご主人と一緒に来られた奥様の起業相談を対応しました。
佐世保らしさを感じます。