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疲れたときに心に沁みる仏教の教え

まずいと自覚してもコントロール不能

調子のよいときは、誰しもイケイケどんどんで自分を振り返ることはありません。
しかし、思うように物事が進まなかったり、理不尽さを受け入れられないようなことが続くと人は疲れ切ってしまったりします。

気持ちの萎えるとともに、神経過敏となり寝つきも悪くなってくると要注意といえるでしょう。
わたしは会社勤め時代に一人で仕事を抱え込んでしまい、これはまずいとなったことがありました。

大変だったのはそうなっていく状態を自分で全くコントロールできなかったことです。

詳しく書かれていた心のあり方

まずい状態から何とか自分を取り戻そうと本を探し、むさぼるように読んだのは仏教の本でした。
仏教の本と言っても書店には山のようにあります。

手に取ったのは、スリランカ人のアルボッレ・スマナサーラさんの本です。
この方は上座仏教の長老で日本で布教活動をされています。

疲れ切った状態のわたしは自分を見失っていて、冷静に周りのことを捉えられなくなっていました。
どんな気分転換を試みても、暗い気持ちを脱することはできません。

スマナサーラさんの書籍のブッダの教えでは「心のあり方」のことを詳しく書かれています。
それも、現代のわたしたちにわかりやすい言葉によってです。

この方の本は当時のわたしによく合っていたのでしょう。
マイナスのイメージに捉われる気持ちから何とか脱出できました。

仏教の教えの力

似たような分野には心理学や人生論などの書籍もあります。
もともとお釈迦様はひとの心について深い洞察を行われていて、初めて知るようなこともたくさん書いてありました。

上座仏教の教えの捉え方には様々あるようです。
しかし、氏の言葉はほかの宗教家の誰よりも心に響いてきました。

現実的ながら心に沁みる言葉
■この世間は力を抜いた人間が勝つ
■人間関係で苦労ばかりするおバカさん
■いまの自分を一度捨ててみる

元気になったわたしは今でもこの経験を忘れていません。
仏教の教えには素晴らしい力が秘められていると感じています。

編集後記

今朝も朝ランニング6km。
気持ち良く走れました。

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