自分のことを冷静に判断できるか
自分の価値観を持つことは、周りに流されないために必要なことです。
しかし、そのことにこだわり過ぎても思うような結果は得られません。
何かのことに関し第三者として判断するとき、誰でも冷静です。
ところが、理不尽なことに自分が遭遇してしまうと、とても落ち着いた状態ではいられなくなります。
自分のモノサシは小さい
過去を振り返ってみると、間違っていない自分に沢山こだわってきました。
納得のいかないことを簡単に受け入れきれる性格ではないからです。
理不尽なことに直面したときなどは特に、自分を基準として冷静な判断は下せません。
また、自分自身でそのことに気づくことも簡単にできないものです。
解決策は自分のモノサシを捨て、誰かのモノサシで判断できるようになることでしょう。
初めて遭遇する異常な事態において自分のモノサシは小さ過ぎるなどとは、なかなか気づくことはできません。
理想とする人物のモノサシで判断する
重要な局面において、参考にするモノサシを持っているのかどうかは大きなポイントです。
日頃からそうしたことを意識していないと、素晴らしいモノサシを見つけることはできません。
ヒントは自分のなかにあると感じています。
今の自分とかけ離れていても、いつかこんな人物になりたいと思える人を探すことです。
身近にいる人の場合もあるでしょうし、歴史上の人物かも知れません。
漠然と尊敬するのではなく、理想と言える人物を自分で決めることは誰でも可能です。
そうした人物を選んだら、その人の思想や行いを調べていくことで、大人物のモノサシを理解できるようになっていきます。
混乱した状況に直面したとき、その人物だったらどのように振舞うか想像することも冷静な判断に繋がります。
理想とする人物のモノサシであれば、納得して使うことはできるはずです。
編集後記
自分のことはなかなか冷静に考えられないものです。
なので、ブログ記事を書くことは自分を見つめる作業となりえます。
しばらく、途絶えていた活動をまた軌道に乗せて行きたいと思います。