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魅力的な人は右脳の使い方を知っている

論理的思考は全てを解決できない

日常の仕事のなかで人の相談を聞くことが多く、常にベストなアドバイスを考えるようになりました。
元来、理屈にこだわるタイプなので人づきあいの得意な方ではありません。

以前は人の感情の機微をうまく捉えらきれないために、自分の得意とする論理的思考で全てを解決しようとしていました。
それでうまくいかないことは十分わかっていても、簡単に行動は変えられないものです。

優れたビジネスマンは勘で仕事をする

論理的思考で導かれた提案は正しいかもしれないけれど、他人から必ず賛同を得られるわけではありません。
好ましいとか好きじゃないという最終的な人の判断は、五感に第六感を加えた全てで決定されるからです。

判断の理由を言葉で説明できないこともよくあります。
それは理屈を超えた感覚(=感性)が反応しているからなのでしょう。

右脳はこうした感覚機能を司っている部分です。
「右脳思考」(内田和成著)のなかで著者は「優れたビジネスマンは勘で仕事する」とまで言い切っていました。

自分の感覚を大事に

右脳に対して左脳は論理的思考を担っています。
感覚機能と論理機能をバランスよく使い分ける方法を内田氏はうまく説明されていて、参考になりました。

(出所)内田和成「右脳思考」P237

この説明内容は相談業務にも応用できそうです。
魅力的だと感じる人はこうした右脳の持つ機能を自然と使いこなしているのでしょう。

自分の感覚を大事にすべきというわたしの意見に通じる考えでもあり納得できました。


編集後記

感性は訓練によって磨くことができるとのことです。
おいしいもの、きれいなもの、いやなものなど、自分の心の声に素直に耳を傾けてみようと思います。

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