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異なる個性の協同ワーク、マッチングで広がる発展可能性

ピンときたらマッチング

良い仕事をしていると感じる方たちは、独自の価値観を持っていたり一般化されていない領域で新しい価値を作り出す力を持っています。
ただ、器用でなかったり単一の技術だけを頼りにしているままだと思うように売上に繋がっていきません。

関りのある事業家の皆さんと話をしていると時々ピンとくることがあります。
「異なる技術を持つこの二人を引き合わせてみたい」、そう感じたら迷うことなくマッチングの橋渡し役を務めています。

創造物を世に出したい思いは同じ

モノづくりを得意とする技術者は二つのタイプに分けられるようです。
一つは理論積上げ型、もう一つは発想表現型です。

理論積上げ型は理系出身者に多く、発想表現型はイメージの造形化を得意とします。
どちらかに特化しているから、秀でた技術を有しているのでしょう。

両方を兼ね備えている人にはまだ出会ったことはありません。
外側から見ていたとき、両者のタイプは到底相容れないだろうと勝手に感じていました。

しかし、個々に話をしてみると志向していることは意外と似ていることに気づきます。
どちらも創造物を世に出したいという思いを持っている点で一致しているのです。

想定外の化学反応は大きな喜び

個性の異なる方たちをマッチングするときに気をつけていることがあります。
前提として経済的価値を優先するのかどうかについてです。

目的を経済価値を高めることと協同ワークで新しいものを創り出すことにするのかでは、マッチングの仕方は大きく違ってきます。
創業間もない事業者同士のときは、協同ワークでの発展可能性を目的として引き合わせる方が効果は高いでしょう。

引き合わせた結果として、想定外の化学反応の起こることは起業支援者の大きな喜びだと言えます。

編集後記

ビジネスモデルキャンバスのシートを使い、初めて創業希望者の事業を一緒に顕わしました。
本人も自分のビジネスモデルを客観化できたことにびっくり。
こんなに効果があることにわたしもびっくり。

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