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初体験のビジネスモデルキャンバス、ビジネスの見える化メソッド

Image by www_darkworkx_de on Pixabay

概念を簡単に共有化

事業の相談に来られた方と最初に話をするとき、どんなビジネスなのかよく分からないこともあります。
お互いに交わしている言葉も本当のところは違う意味で使っているかもしれません。

聞き取るスキルを磨くこととは別に、お互いの概念をもっと簡単に共有化できると問題は解決します。
ビジネスモデルキャンバスはそのようなときに見つけたメソッドでした。

当てはまる単語を落とし込むだけ

福岡市でのワークショップ開催をたまたま知り、参加してみました。
使用する主なツールは事業を構成する9つの項目の描かれた一枚のシートです。

事業の構成項目
■顧客セグメント
■顧客との関係
■チャネル
■価値提案
■主要活動
■リソース
■パートナー
■収益の流れ
■コスト構造

事業テーマを設定し、このシートに個人やグループワークで項目の中身を埋めていくのです。
構成する項目の名称を正確に知らなくとも、設定された事業に当てはまる単語を項目に落とし込むだけで事業構造は明確になります。

学生や新規創業者のビジネスプランに

事業テーマを会社に設定すると、個別の事業も記述できるという訳です。
複数人で実施するときは、自分の考えを簡単に説明するだけで共有化できます。

このシートは記述するだけでなく、さらに分析、デザインへと応用して使うことも可能です。
このメソッドは事業者本人はもちろん、アドバイザーもビジネス構造の理解に大いに役立つメソッドだとすぐ分かりました。

大学生や新規創業者に自分のビジネスプランを表現してもらうときに、大きな効果を発揮するでしょう。
セミナー案内(基礎講座)の来るのが楽しみです。

編集後記

確定申告作業をほぼ完了しました。
あとは住宅ローン減税分の計算を残すのみです。


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