フリーランスになって気づいたこと
ベストを尽くすことは素晴らしいことだし、美しいことです。
幼い頃から学校や家庭でとにかく一生懸命やってみろと言われてきました。
単純にそういう訳にはいかないことも分かっているつもりです。
しかし、テレビで「巨人の星」や「タイガーマスク」を夢中になって見て育った我々世代は簡単に考え方を変えきれません。
「ベストを尽くすこと」は最善ではないと意識するようになったのは、セカンドキャリアでフリーランスになってからです。
他人と違う行動をすることに戸惑い
ベストを尽くそうとしても時間や環境の制約によって、何でもできるわけではありません。
自分の本当に望むことに対して時間を費やすこととなります。
問題は本当に望むことを自覚できていないかもしれないことです。
わたしもセカンドキャリアで本当にしたいことは何か答えを持っていませんでした。
事業アドバイスの仕事をするうえで、社会の動きや情報をキャッチし続けることは不可欠なことです。
限られた時間を自分で振り分けて、独自の価値基準で行動できなければなりません。
端的に言えば、そうした行動に慣れるのに随分苦労しました。
他人の目を気にしてどこか居心地の悪さを感じていたのです。
「ベストを尽くす」ありきではない
どうしてこのようなことになったのか考えると、今まで周りから求められなかったからとしか言えません。
最適なベストを尽くすためには、自分の本当に望むことに基づいた選択をできるようになることが前提となります。
「ベストを尽くす」ありきではなく、「ベストを尽くさない」選択もありです。
意識すべきことは到達すべき目標を掲げ、達成することを目指して取り組んでいくことでしょう。
編集後記
地域全体でのビジネスプランコンテストを地元で実施できないか活動開始。
地元ネットワークを駆使して協力者を探しています。
これこそ実現したいこと!