あらゆることに応用できる可能性
仮想通貨の仕組みとして生まれたブロックチェーンは、金融分野以外の様々な分野でも実用化の動きは顕著になっています。
目にする開発状況のニュースからもそのような傾向はみて取れます。
2年前に出版された入門者向け技術書に書かれている可能性は、着々と現実のものになりつつあるようです。
ブロックチェーン技術の凄いところはあらゆることに応用できることといえます。
効果の見込める金融、貿易分野から
ブロックチェーン技術の特徴は大きく2つあります。
■書き換えできない方法で記録を保存できること
■低コストのシステムで運用可能なこと
手っ取り早くコスト削減効果の見込める金融、貿易分野で実用化は始まると言われています。
例えば国際送金手数料圧縮の動きや100万円以上の送金業務への参入規制緩和なども一連の動きといえるでしょう。
優秀なIT技術者はその将来性を敏感に感じ取っているはずです。
身近な分野での実現も楽しみ
個人的に実現して欲しいのは食品流通経路の「見える化」です。
外国から入ってくる良質な食品を購入したくても、その安全性を素人は簡単に見極められません。
添付されているラベルのバーコードをスマートフォンで読み取ると、流通履歴は一目瞭然となる時代もそう遠くないと思われます。
本場の良質のものを安心して食べられるようになることは誰しも望むことでしょう。
そのほか、第三者の証明を必要とせずに契約書を作成することも理論上確立されていることです。
様々な取引での契約、遺言状作成など、身近なところでの実用化されるのももうすぐかもしれません。
編集後記
一昨日より読書会ファシリテーター講座の受講を始めました。
毎日オンラインで受講予定です。
今日も朝から一コマ。