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地方都市でビジネスプランコンテスト、期待される派生効果

3年間で当初の目的は達成

居住する長崎県佐世保市の学生にビジネスプラン作成プログラムを提供する事業に、3年前から取組み始めました。
今年1月に3回目の成果発表会(10チーム)を実施できたのは、地元大学や高専など多くのみなさんの協力のおかげです。

現在では提供するプログラムと関係なく独自に取組み、各地のコンテストに積極的にエントリーし評価される学生も現れてきました。
ビジネスプランを学生に広めるという当初の目的はほぼ達成できたといえるでしょう。

オープンな応募形式へ

これまでの取組みを土台にし、次年度はオープンなビジネスプランコンテストの実施を検討することになりました。
ゼミや講義で指導を受けた学生たちの成果発表会とは、随分趣きは違ってきます。

コンテスト開催に関して検討すべき事項
■実施組織
■実施プログラム
■開催場所
■審査員
■応募要領・審査要領
■応募者支援メニュー
■費用見積もりと調達方法

以上のことなどを事前に設定し、開催意義に賛同してくれる協力者を募らなければなりません。
オープンなコンテストとすることにより、地域の事業者たちへ幅広く呼び掛けることも可能になったといえます。

新たな視点で地域の事業を考える機会

地方都市で開催する意義としては応募要領にいかにローカル色を盛り込むかでしょう。
大都市で開催されるコンテストと全く同じ要領で実施すると、地方都市開催の意義は薄れてしまいかねません。

このコンテスト開催で実現できるのは、地域の学生たちの自由な発想をビジネスプランという仕組みによる表現の場を提供することです。
学生たちの活動を支えながら地方での起業の芽を育てることによって、地元の事業者や大学、行政間同士も繋がりを深めるきっかけにできます。

派生的に得られる効果として期待されるのは、運営活動を通じ地域における事業のあり方をそれぞれの立場で見直してみることではないでしょうか。

編集後記

今朝は5:00起床。
早朝ウォーキング中に落ちている小銭入れを拾得。
近くの交番に届けて手続き完了。


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