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家飲みワインは楽し、イタリアのシャルドネも美味しい

初物チョイスは緊張

専門ショップで購入したワインはイタリア産のシャルドネでした。
シニアソムリエのマスターのお薦めではずれたことは殆どないものの、イタリア産にあまりなじみはありません。

家飲みワインを買って帰るのはいつの間にか私の役目です。
ワインと一緒に食事を摂るようになって、家族は香りや飲み心地についてお互い奔放に口にするようになりました。

口に合った時は褒められ、合わない時は責められている気持ちになるので初物のチョイスでは緊張を伴います。

最初シャブリばかり選んでいた

ワインを購入する時、苦労するのは選択の基準を持っていないことです。
以前はスーパーや百貨店でシャブリ(CHABLIS)ばかり買っていました。

シャブリ(CHABLIS)はフランスのブルゴーニュ地方、シャブリ地区で生産されるシャルドネ種による白ワインです。
この銘柄を選んでいたのは、生産者や格付けが異なっていてもシャブリ地区という地域ブランドのお墨付きを得られたからです。

シャブリ地区のワイン生産量はフランス全体でも少なく、価格もやや高めなこともあり、徐々にほかの地域のシャルドネ種ワインを選ぶようになりました。
ただ、飲んだワインを自分の言葉で表現するときはシャブリの持つシャープな辛口を基準にしています。

食事を進めるうちに評価は逆転

シャルドネ種は世界各地で育てられ、その土壌や気候ならではのワインを産出しています。
暖かい国で生産されるものは、フランスなど寒い国よりも一般に芳醇でフルーティさの際立つ傾向を持っているようです。

今回購入したワインはMYRICAE PIEMONTE(ミリーチェ ピエモンテ)シャルドネ2016です。
イタリアの北西部ピエモンテ州で生産されていました。

香りはそう強くないものの、口当たりはやや酸味を含んで芳醇で余韻は強くありません。
あと口は水っぽくなく、食事とともに味わいは増してくるので心地よくグラスを重ねられます。

シャブリ派の家族からは「シャープさが足りない」と否定的な意見。
食事の進むうちに「あれ、美味しくなってきたね」と評価する立場に変わるのですから、ワインって不思議です。

このときの食事メニューは蒸し野菜(かぶ、ブロッコリー、人参、ごぼう、スナップエンドウ)とウィンナーの味噌にんにくディップでした。

家飲み用で購入しているワイン価格は平均1,500円~3,000円程度。
目利き力を持つワインショップでもっぱら購入し、たまに通販でも取り寄せています。

美味しかったワインは忘れないように、Evernoteでテンプレートを作りデータとして残しています。
コメントを読むとその時の自分の評価を思い出すことができます。

ワインについての書籍のお薦めはフランスで人気の本「ワインは楽しい!」の日本語版です。
図鑑のような構成になっていて、ブロガーでもある著者オフェリー・ネマンさんの解説は軽妙で堅苦しくありません。

編集後記

今朝は5:00起床。
早朝ウォーキング。
一息入れた後、コーヒー豆(マンデリン)を挽いてハンドドリップ。
美味しいコーヒーを淹れられました。

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