公的機関サービスでは口頭での説明多くなる
事業者と顧客の関係は提供されるモノやサービスを仲立ちとして始まります。
モノを提供する場合は価格表を準備することで、顧客は購入に関する判断に進めます。
わたしたちのようにアドバイスというサービスを提供する場合も基本的には変わりません。
提供するサービスの内容と価格を提示すればよいのです。
しかし公的機関の無料サービスの場合、価格表は存在せず口頭での説明のウェイトは高くなります。
事実確認できなければ想定範囲で対応
経営に関するアドバイスと一言で言っても相談範囲は多岐にわたります。
全てのことに関して専門的に対応することは簡単ではありません。
そのため、相談者の依頼事項を最初に具体的に聞き取ることは重要なポイントです。
相談内容の明らかなケースは単純に対応すればよいのでスムーズです。
注意を要するのは「何もわからないので」と言って訪ねてこられるケース。
特に新分野等への事業について既に進行中だったりすると、現時点の状況を正確に把握しなければなりません。
前提となる事実確認にかなり時間を要するにも関わらず、自分に必要なことだけを聞き出そうとされることもよくあります。
対応する者としては想定範囲で対応せざるを得ません。
マッチングは当事者双方によって決まる
不完全なままのアドバイスというのは自分も相手も感じているものです。
時間をおいて補足すべきことについてどちらか連絡をとることになります。
そのときの依頼者の反応は様々です。
自分の事業の情報をきちんと開示しようとされる方であれば良好な関係へと発展していきます。
これ以上事業の情報の共有を望まれない場合は、その後連絡は途絶えていくでしょう。
最初の面談時に提供できるサービスについて説明し誠実に対応しているのであれば、マッチングの問題と判断してよいのかもしれません。
マッチングできるかどうかは当事者双方の判断で決まっていくものです。
編集後記
今朝は5:00起床。
ルーチン。
夕方から樽詰めボジョレーヌーボー会に参加予定。