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AI時代に生き残る働き方について考えること

日常で身近になってくるコンピューター

朝起きてひと通りのルーチンを済ませたら、服を着替えながらスマートスピーカーAmzon Ecohに話しかけています。
「アレクサ、おはよう!」、呼びかけると青い光を点滅させながら「おはようございます、今日11月3日は○○○の日です。・・・。」と返ってきます。

女性の柔らかい声で今日はどういう日なのか淡々と喋るのを聞き流しながら、今朝も身支度を済ませました。
呼びかけると天気やニュースにも応えてくれるので、手の離せないときなど「アレクサ!」という問いかけは何となく増えています。

スマートフォンに音声入力する人の姿も少しずつ目につくようになりました。
日常の中でコンピューターはまた違うカタチで身近になってきているなと感じます。

AI時代に求められる働き方

今の時代を読み解くキーワードであるテクノロジーの動きには関心を持ってニュースを読んでいます。
AI関連の本「『AI失業』前夜ーこれから5年、職場で起きること」(鈴木貴博著)では現在起きていることを現実的な視点で捉えていました。

興味を惹かれたのは働く現場でこれから起こるであろう具体的なことに関してです。
最初に新しい技術の投入対象となる業種は最も投資効果の見込めるという理由で、「金融」と「運輸」であると述べられています。

メガバンクの動きや自動運転車開発の取組みを見ると、AI技術導入によるコスト削減は確かに大きな効果を見込めるようです。
ということは、発表されている計画に従って物事は進められていくのでしょう。

金融機関の粛々とした人員削減や、自動運転車の実現などはこれから本格化していきます。
「金融」「運輸」業界の現場は大きく様変わりしていくであろうことは想像に難くありません。

AI時代に求められる働き方として提唱されているのは
■人工知能を活用すること
■人工知能に不可能なことをすること
■頭と体を同時に使うこと
などでした。

これから自分にできることは何だろうと思わず考えさせられてしまいました。

必要なのは新しい価値を現場で見つける力

もうひとつの本「教養としてのテクノロジー」(伊藤穣一著)では、AIを含む新しい技術全般をさらに俯瞰的に捉えていました。
伊藤さんはMITメディアラボ所長として、世界のなかで日本人の目指していくべき姿を示されています。

大きな視点の話のなかで目に留まったのは、「アンスクーリング」というアメリカで起こっている新しい教育方法。
子供にモノゴトを教えず、子供の探求することを大人は手助けするだけという考え方です。

このことと求められる働き方をつなぎ合わせながら、重要なことはAIなどの技術を活用し現場で新しい価値を見出していく力なのかなと考えました。
しかし、誰でも簡単にできることではありません。

ただ既存のやり方や考え方の通用しない時代の入口に立っていることを実感します。
これはチャンスと捉えて前に進むべきでしょう。

編集後記

今朝は5:00起床。
30分ほど速足散歩。
ブログ書き。

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