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自分を見失うことは誰にでもある、自分と対話する機会を持てるか

一般論の解決策はありえない

事業相談を受けて最も重要なことは現在どのような状態であるのかを最初にしっかり把握することです。
自信をもって事業に取組んでいる方は当然ながら相談には来られません。

訪ねてきてすぐ専門分野に関する質問を最初からされるような場合、できうる範囲で専門家を紹介しています。
わたしたちの仕事は本来自分自身で掘り下げるべきことを、自ら実践できるようにするお手伝いです。

相談者のおかれている状況は千差万別であり、一般論としての解決策はありえません。

 

課題整理から解決の方向性までを明確化

起業を考えている方、既に事業を始めている方、共通して多いのは何をどうすれば良いか分からないという相談。
何をしたいのかを見失っていることに起因していることが殆どです。

問題解決のためには目指そうとしている目標やイメージをもう一度明確にしてあげなければなりません。
このことに関してスムーズに表現できない方の場合は、本心から望んでいること、目指したいことを上手に引き出していきます。

そして現在の状態をヒアリングによって明らかにし、現状把握→課題整理へと進めます。
ピックアップした課題すべてにおいて具体的な解決策を提示できる訳ではありません。

しかし、ある程度の方向性を明確にしてあげると、不安定な状態は解消できるようです。

 

自分と対話するときのアドバイザー

事業の目標を明確に持って突っ走っているときにこうした問題は発生しません。
しかし、時間の経過や環境変化するなかで自分の立ち位置を見失うと不安定な状態になってしまいがちです。

このことは事業に限ったことではありません。
個人としても同じことは言えます。

必要なのは自分と対話する機会を持つことでしょう。
そんな時にお手伝いできるアドバイザーでありたいものです。

編集後記

昨晩は久しぶりジャズバーに。
同級生のアドリブギターに感心して店を後にしました。
頭のなかを空っぽにする時間は大切です。

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