この資質抜きで事業は興せない
事業のスタイルは新事業立上げからフランチャイズビジネスまで選択肢は多様です。
自分の目指すものに合ったスタイルを探せばよいのです。
事業スタイルに求められる能力や技術は当然同じではありません。
しかし、この資質を持たなければ事業を始めるべきではないというものはあります。
事業立上げに必要な資質
■自分のビジョン
■物事の選択眼
■決断力
■粘り強さ
■楽天性
いつか花開き豊かな人生に繋がる
自分のビジョンを持っていない人は、自分のやろうとすることを相談者に丸投げで尋ねます。
その回答について何故なのかを詳しく聴くけれど、最後まで納得されません。
事業はオリジナル性をいかに持てるかにかかっています。
複数の選択肢から自分の最適なものを選ぶ力と決断力は必要です。
粘り強く続ける力と楽天性を兼ね備えている人は、いつか花開きます。
これらの資質を持っていてもすぐに成功するわけではありません。
しかし、豊かな人生を手にすることに繋がっていくと言えます。
我々の役目は事業者の自立支援
どのような相談も対応しますが、好ましくないケースもあります。
真実を隠したままでの相談です。
開業に向けての手立てを検討するのですから、こちらも突っ込んだ内容について尋ねます。
虚偽をもとに相談をしていても話は繋がりません。
すぐにおかしいことに気づいてしまいます。
こうした方は次回の面談で顔を合わせることはありません。
創業支援者の究極の目的は事業を興そうとする人の自立を促すことです。
事業者一人で経営判断できるようになれば、我々は役目を果たしたと言えるのです。
編集後記
先週の土曜日(10/13)から地元大学の集中講義を担当しています。
1日3コマを合計5日間です。
「実践ファイナンス論」という固い科目名なので、必死に中身を柔らかくしています。