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大学生のビジネスプランに完成度はどこまで求めるべきか

長崎学生ビジネスプランコンテスト

大学生向けコンテスト開催の意義は大きい

長崎市で開催された大学生を対象としたビジネスプランコンテストのプレゼン審査を聴講しました。
長崎県内の大学生には日頃から温めていたプランを世に問う良い機会になったのではないでしょうか。

プランの完成度に関して捉え方は様々のようです。
事業を興すマインドづくりの観点から、わたしは大いに行なわれるべきだと感じています。

大学・高専を対象とした長崎県でのコンテストは今回初めてで、開催の意義は大きかったといえます。

 

社会に揉まれていない柔軟な発想に期待

わたしも地元で大学生対象のビジネスプランサポートに関わっているので、興味深く聴講できました。
大学生の作るビジネスプランは取組んだ期間や事業への取組姿勢に大きな開きがあるようです。

大学生の発想の一般的な短所
■市場分析力の弱さ
■競合ビジネスの情報不足
■提案するプランのリアリティ薄い

大学生の発想の一般的な長所
■柔軟な発想
■しがらみの少ない伸び伸びとした発想
■シンプルなプラン

良くも悪くも社会に揉まれていないことによる発想は大学生の強みです。

 

プロ、アマ混在は大学生ならでは

全体的にブラッシュアップの余地を大きく残す印象を受けました。
様々なアドバイスを受けることによって大きく改善することでしょう。

グランプリを獲得したビジネスプランだけは別格です。
起業することに対する覚悟、プランのリアリティ、事業開始への準備、全てにおいて高い完成度でした。

プロ、アマ混在しているといった状況は、大学生対象ならではのコンテストです。
それでも開催されたことにより、事業のリアリティに接する機会を得た大学生も多かったはずです。

大学生向けのビジネスプランコンテストでは完成度にこだわり過ぎるべきではありません。
今後の可能性に目を向けるべきでしょう。

 

編集後記

今朝は4時半に起床。
ルーチン終えて7時にコーヒー淹れる。
ランニング数日経過して、左膝に軽い痛み。

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