不調の原因に意識を向けるのは逆効果
人のコンディションは常に整っている訳ではありません。
気にかかる出来事に遭遇し、突然集中力を欠いてしまう状態になることもあります。
そのような状態に一旦陥ってしまうと、脱出することは容易ではありません。
原因そのものに意識を向けてしまうと、一層悪循環に陥り逆効果になってしまいます。
根本的な解決より不調からの脱出を優先
不調を感じたら、集中出来ない状態になっていることをまず自覚することです。
集中力の途切れた状態とは
■作業の焦点を絞り切れない
■やるべきことを具体化していない
■先の見通しを漠然と捉えている
■充実感、幸福感を感じない
■自分に自信を持てない
不思議なもので、自分の不調な状態を客観化する作業を行えると状況は少しずつ変化してきます。
実は不調の大きな要因は自分で潜在的にわかっていて、自ら解決できないことが多いようです。
わたしの場合はそうでした。
第三者に言わせると合理的に対応すれば良いだけなのに、当事者である本人には簡単にできないのです。
大事なことはそのことに直接向き合わず、解決策は成長した未来の自分に預けるくらいでよいのでしょう。
まずは不調の状態からの脱出を優先すべきです。
不調から脱するための自分のパターンを持つ
不調から脱出するためには、目の前の作業に集中することに取組みます。
目の前のことに集中するための方法
■作業を具体化する
■作業の手順を細分化する
■手順はノートに書きだす
■目に見えるような形(記録、情報発信など)で作業を進める
そうしたときにわたしが利用するのはマインドマップによる記述法です。
ツリー状に頭に浮かんでくるワードを繋げて表現すると、思考を視覚化できます。
気になることに捉われすぎないためにも、脱するための自分のパターンを持つことは必要でしょう。
- 作者:トニー・ブザン
- 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008-12-20
編集後記
昨日はお盆の15日で、初盆の家では夕方から精霊流しの船を送り出します。
長崎ほどではないものの、佐世保の街も爆竹で賑やかでした。