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多様化進むモバイル端末決済、カフェで見つけたアプリ

キャッシュレス化加速の動きは日常にも

よく利用させてもらっている自家焙煎珈琲店のカウンターに目を向けると見慣れないPOPスタンド。
中国で最も利用されている「支付宝(ALIPAY)」(アリペイ)の案内板でした。

その横にもう一つ並べてある可愛いPOPには「YOKA!Pay(親和銀行)」と記載されています。
マスターに尋ねると銀行系のモバイル決済システムをお店に導入されたようです。

地方都市の日常のなかにもキャッシュレス化加速の動きを感じさせられました。

 

利用者にはとても使い勝手のよいツール

この珈琲店「GOOD COFFEE LABO」さんは地元では大変な人気店です。
ただ、店のなかで中国人旅行者の方と出会ったことはまだありません。

これから来店される可能性は非常に高いので導入されるのはごく自然なことでしょう。
もう一つの「YOKA!Pay」は横浜銀行とGMOペイメントゲートウェイの共同開発したシステムです。

九州を地盤とするふくおかフィナンシャルグループでもシステムを採用しサービスを開始しています。
導入されている店舗は初めてだったので自分のiPhoneに早速インストールして使ってみました。

「YOKA!Pay」の基本的なしくみ
■銀行口座と連動したスマホ決済サービス
■利用するにはアプリをインストールし預金口座を登録
■クレジットやデビットカードの申込不要
■店舗のQRコードを読込んで利用代金を決済
■利用代金は登録した預金口座から即時引落とし
■初期導入設備なく費用なし

設備費用コストを要しないため店舗側の利用手数料は低く抑えられています。
利用者に至っては利用料は発生しません。

預金額の範囲内(利用上限額10万円/回)でしか利用できないので、引落しを考えなくて済みます。
利用者にはとても使い勝手のよいツールといえます。

 

着実に広がる決済システム進化の動き

導入費用の発生しない「YOKA!Pay」システムは銀行の取引先を中心に相当数導入されると予想されます。
また、利用実績を重ねながらシステムの改善も図られていくでしょう。

モバイル決済システムはこのほか「LINE Pay」アプリも先行してサービス開始されています。
中国発の「支付宝(ALIPAY)」などによる決済システム進化の流れは着実に日本へも広がってきました。

今まで経験したことのない動きであり、これからの展開に目が離せません。

 

編集後記

いつも「GOOD COFFEE LABO」さんで美味しい珈琲をいただいています。
エチオピア イルガチェフやコスタリカという名前の珈琲豆を購入します。
このお店を知ったおかげで、自分の好みの珈琲豆を探し当てられるようになりました。

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