考え方に影響を及ぼした勉強会
久しぶりに懐かしい皆さんたちと顔を合わせる機会がありました。
かつて活動に参加していた勉強会グループメンバーで集合しようという連絡です。
この会は中小企業診断士の資格を取得(平成11年4月)してすぐの頃、先輩の誘いで入会した勉強会です。
企業内診断士として資格取りたてのわたしにとって診断士の勉強会への参加は貴重な経験でした。
会社の仕事と別立てによる苦労を差し引いても、自分の考え方に大きな影響を及ぼす活動だったといえます。
活動持続のために新陳代謝は必要
その活動は地域の診断士協会組織とは独立した活動でした。
お互いに学習することを目的とし、講師は参加メンバーによる持ち回りです。
得意分野のテーマで講師を務めた後のディスカッションでは厳しい指摘を受けることも度々でした。
他地区の協会メンバーの参加もあり、10年間ほど続いた勉強会でした。
この勉強会の長続きした理由
■学習することを目的(交流はあとから)
■多様なメンバー(独立コンサル、企業内診断士)
■モノ言うメンバー
■組織に捉われない自主運営
活動の途絶えた理由
■新しいメンバーの不参加
■勉強会テーマの枯渇
■参加者減少による講師担当者不足
勉強会立ち上げ当初はメンバーも揃っていて順調に運営されていました。
持続していくためには新メンバーの入会は欠かせません。
後進者を確保し新陳代謝することも活動持続には必要だったのでしょう。
勉強会の目的は持続することではなかったので自然な成り行きでもありました。
自分に合う学習グループは必ず見つかる
会社に勤めていれば組織から学習機会を与えられることもあります。
個人事業者は学習する機会を自ら求めなければそうした場は見つけられません。
自分のスタイルに合った学習グループを見つけるためにはアンテナを立てておくことでしょう。
そして参加してみること。
違和感を感じたなら、失礼のないように距離を置くだけのことです。
あきらめることなく学習できる場を探し続けていれば必ず自分の求めるものは見つかります。
編集後記
今は活動停止した勉強会グループ。
まとまって顔を合わせることはなくなっても、その時に築かれた信頼関係は消えません。
色々な形で新たな関係へと繋がっていっています。