地方都市でますます重要な起業家育成
新しい事業の創造に繋がる起業家育成の取組みは、地域にとって将来に関わるますます重要な事業になってきていると感じます。
地元長崎県の基幹産業(造船業)を担う三菱重工の商船部門縮小のニュースを日本経済新聞(6/24付)は掲載していました。
県下へ及ぶ少なからぬ影響から、造船業から違う事業分野への進出を含め新しい事業を起こす取り組みは活発化していくものと考えられます。
起業家をサポートする施設は行政支援機関のほか民間事業所でも実施されています。
起業家の自立を促すためには直接的な支援のほか、交流やコミュニティ活動も必要です。
基本的な経営知識のほか専門分野も不可欠
起業を考えている人、実際に起業したばかりの人に経営に関する基本的な知識を提供することはそんなに難しいことではありません。
重要なことは起業した後に自分の事業課題を捉え、自ら対応できるようになっていくことです。
起業前後に必要な知識
■財務管理
■プロモーション
■デジタルツール(SNSなど)
■ブランド化
業界のある分野で長く経験を積まれた場合であっても、独立して自分の強みをアピール出来なければ事業は長続きしません。
経営の基礎知識のほかに自分は何を学ぶべきなのか、ひとりだけで探るのは大変な労力を伴います。
悩みを含めて相談できる都合の良い場所は身近に見つけることは簡単ではないようです。
起業家の求める交流コミュニティ機能
支援機関に個別の相談機能はあっても、気軽に起業家同士で意見交換する場を持っていることはそう多くありません。
起業して間もない時期は、まだ経営者クラブのような組織に入会する余裕はないと思われます。
自分に合いそうなテーマを取り上げているミニセミナーを運営する機会を身近に見つけられると良いのでしょう。
ただ、こうしたセミナーを見つけるのは容易ではありません。
継続したセミナー運営にはしっかりした仕組みを持ち地道な活動を必要とするからです。
起業家の育成に積極的に取組むにはセミナーの常時開催、交流コミュニティ機能は是非とも必要な機能と言えます。
編集後記
今日は平日ですが休暇をとっています。
おかげでサッカーワールドカップの日本×セネガル戦しっかりみました。
良く戦いました。