すぐに納得できないプランは大きな可能性

新しいビジネスプランの説明を初めて聞くとき、自分のなかに特別な基準を持つことは必要です。
以前の私は知っている知識の範囲内の内容で、納得性の高いプランであることを評価基準としていました。

しかし現在の基準は一般に無理と思われること、聞いたことのないこと、不確かな要素を持つことです。
初めてプランの概要を聞きすぐに納得できないプランに大きな可能性を感じるようになりました。

 

詐欺なのか自分の理解を超えているのか

プランの説明を聞いて納得のできない理由を整理してみると話のスジに見えない部分を感じるためです。
ブラックボックスというべきでしょうか。

商品やサービスの説明のなかで明確に理解できない部分を感じると、世間一般では詐欺だと言います。
単純に自分の理解を超えているだけなのかもしれません。

詐欺なのか理解を超えているのか、違いを見究めることはビジネスプランを評価する上で大変重要です。

 

ビジネスチャンスは知らない世界で育っている

納得できないプランを詐欺か否かを検証するポイントは2つあります。
■そのプランの説明に基づく行為を自分の目で確かめられるか
■詐欺行為であった場合にその人物は何を失うか

2つのことをクリアできれば、納得できないのは自分の理解を超えた部分を持つからと判断すべきです。
自分の既存知識を超える部分を持たなければ事業として大きく成功することは見込めません。

自分の知らない世界で大きなビジネスチャンスは育っているのです。

 

編集後記

｢納得できないことを自分は信じているのです｣と他人に説明して賛同を得ることは困難なこと。
人は自分の理解を超えたことを簡単に認めないものです。
時の経過によって明らかになることを待つしかないのでしょう。