最終評価者は自分
毎年3月末のこの頃、新聞は会社や官公庁の人事異動の記事で賑わいます。
組織のなかでの職責の変更は通信簿のような一面を持っています。
これらの記事を眺めていて、つい色々なドラマを想像してしまいました。
そして数年前までは自分も会社という組織で評価されて生きてきたことを思い出します。
個人事業者として仕事をするようになった現在、最終的な評価は自分自身で行っています。
自分の生き方の基準を言葉にする
自分自身で活動結果を評価することは気楽ともいえます。
その反面、全ての責任を負うと同時に等身大の自分と向かい合わなければなりません。
これらの葛藤を通し日々の行動から収入に至るまでいかに会社に依存して生きてきたか痛感させられます。
個人事業者と会社員の大きな違いは自分の生き方の基準を自分で決めることにあります。
生き方の基準を考えることはそんなに難しいことではありません。
心のなかで本当に望んでいることを言葉にすればよいのですから。
現実的な課題と理念の整合性を図る
生活していくためには最低限の収入も必要です。
自分の持っている能力で他人に提供できるものを冷静に判断して事業の種類を選びます。
その一方で重要なのは自分の信条だったり、信念を自覚すること。
長く情熱を持ち続けられるものがないと事業は持続できないからです。
これらの解を得るには、サラリーマン時代に所属していた組織の枠を突き抜けた思考を求められます。
わたしは自分の信条や新年と事業の理念を一致させるのに苦労しました。
信念だけでは食べていけないからです。
しかし現実的な課題と信念の整合性を図る作業を先送りすることはできません。
迷いながらもこのことを一致させられると、事業活動に迷うことなく打ち込むことも可能になります。
編集後記
いよいよ暖かくなってきたと思ったら、強い雨風になったりと春のお天気は定まりません。
新しい季節を何か取り入れようと昨日は買物に出かけました。
春らしい色のネクタイを購入し、生活に少し色どりを添えようと思います。