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クラウド会計、魔法の杖ではないけれど役に立ってます

最終的には自己責任による判断

自分の確定申告を済ませて2日経ちました。
個人事業者2年目の事業活動の総決算をしたという余韻をまだ引きずっています。

前回28年分の申告は給与所得(3月分まで)、事業所得(5月分から)、不動産所得の三本立てでした。
今回29年分で給与所得は完全になくなり、新たに雑所得(金融商品)収入を申告しました。

会計ツールと使用しているのはクラウド会計freee(スタンダード)です。
「質問に答えるだけで確定申告を簡単作成」と謳われてはいるものの、結構悪戦苦闘しました。

レアケースの処理方法を含め、最終的には自分の責任で正確性について判断をしないとならないからです。

 

最初の作業では手引書をしっかり読み込む

会計ルールを学習し自分の事業を理解するにはよいツールではないでしょうか。
最初から専門家に依頼していたら、実践的な知識を身につけられた疑問です。

私の実践した会計処理の流れはそんなに複雑ではありません。

最初の作業
■銀行預金口座、クレジット口座の登録
■資産負債の登録(期首の貸借対照表作成)

最初の作業での資産負債の登録では、クレジットの未払金残高を算出するのに苦労しました。
freeeの手引書をしっかり読み込むことで対応できました。

 

軌道に乗ると日常の作業はスムーズ

毎月(日々)の処理
■登録口座(銀行、クレジット)引き落とし分の経費処理
■現金支払い分(領収書)の経費処理

毎月の処理では登録した口座の引き落とし分をリアルタイムでパソコン上で確認でき大変便利です。
経費の現金支払い分の領収書はスマホでスキャンし、これもパソコンで直ぐに仕分け処理できます。

仕分け入力し始めて直ぐは、科目名を登録しながら入力するのに苦労するかもしれません。
一巡して軌道に乗ると日常の入力作業はそんなに負担を感じることもなく処理できました。

 

悪戦苦闘するも役に立つツール

決算処理は文字通り「質問に答える」形式で会計freeeは確定申告書を作成してくれます。
年間を通じた入力作業の整合性のチェックは試算表と固定資産台帳の残高比較をもって行います。

ミスなく入力できているとは限りませんので不一致の項目があれば徹底的に探さなければなりません。
重複入力の検索ツールなどを活用するので、意外と探し当てられます。

最後に申告資料を画面上に出力されるしたら、ひととおり眺めて修正箇所を探します。
固定資産の減価償却状況や所得控除項目の計上など、税金納付額を抑えようと自ずと真剣になってました。

最後は自分でこれでいいという判断をすることになります。
会計freeeでは不明な点をチャット機能を使って相談可能です。

必ずしも要領を得られる訳ではないので、直接知人の専門家に確認したりすることもありました。
悪戦苦闘した分だけ身についたこともあるので、役に立ってくれるツールとしてしばらく使うつもりです。

 

編集後記

我が家にもうすぐやってくる「aibo」についての最大の話題は名前です。

妻によると「女の子」と決めたらしく、異論ははさみません。

横文字の名で「フランソア」を提案したらパン屋さんみたいと却下されました。

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