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何をしたいか定まっていない来訪者にさりげなく伝えていること

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気軽に行動を起こすフットワークの良さも成功の要因

起業に関する相談には自分に何が出来るのか定まっていない方も訪ねてこられます。
例えば趣味として作っている焼菓子や調味料などの商品化の可能性の相談です。

自分で作ったものを簡単にネット販売できるので、気軽に事業を始めることも可能な時代です。
実際に家庭の主婦の作られる商品で人気を集め評判になっているものも少なくありません。

女性の方であることが多く、気軽に行動を起こすフットワークの良さも成功の要因となっています。

 

事業化するのか趣味の延長なのか

こうした相談者と初めて面談するときはこちらも緊張します。
何を相談したいのかはっきりされていないので、そのことからヒアリングしないといけないからです。

相談者から伝えられる事業の可能性に関する内容
■自分の出来ること
■自分のやりたいこと
■収入に関すること
■自己表現
■人の役に立ちたいこと
■所有する資格
■自分の作ったものに対する知人の評価 など

事業として持続できるかどうかといったシビアな話を唐突にしても、なかなか伝わりません。
事業化のためには利益を出していく状態をいかに作るか、趣味の延長と区別すべきことを伝えています。

 

事業化とは自己責任でリスクを負うこと

結論として、何をすべきか定まっていない方に事業の具体化を進めることはできません。
心情的には「良い人」でありたいのですが、いいかげんなアドバイスは逆に無責任だと感じるからです。

準備不足の方には自分の商品に関するマーケット調査や、競合商品について勉強することを勧めています。
事業化のためには自己責任でリスクを負い、自ら事業計画を作らないといけません。

事業者にとっては当たり前のことでも、初めての方にさりげなくしっかり伝えられるよう心掛けています。

 

編集後記

終わってしまった平昌オリンピック。

選手のみなさんから心に響く言葉もたくさんもらいました。

感動をありがとう!

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