一次産業においてIT技術活用を活発化させることは可能か

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rmac8oppo / Pixabay

一次産業とIT産業には大きな垣根

IT技術を活用した技術革新は流通業などIT化の道筋の付いている業界を中心に活発化しています。 一方、地方の一次産業に関してはまだこれからといった状況です。 そうしたなかにもIT技術者の立場から農業や水産業への導入に取組みたいという相談も出てきています。 こうした取り組みは以前からあり、全国における成功事例などは華々しく紹介されてもいます。 しかし、わたしの住む地域ではなかなか活発化していませんでした。 その理由は自然環境に大きく左右される一次産業とIT産業には様々な大きな垣根があったからです。  

ピンとくる人材を見逃さないアンテナ

こうした垣根を低くする可能性を感じるのはビッグデータ解析とAI技術の進化です。 これまで一次産業の生産性の大きな課題であった収量増大に直接貢献できるようになるからです。 目の前の問題は技術的スキルや知識を持っていて地方に目を向けてくれる人材の発掘です。 確立されたビジネスモデルをそのまま地方の一次産業に導入しようとしても簡単にはいきません。 望ましいのはその地域の産業特有の課題に対する解決策をビジネスモデルへと進化させることです。 その解決策を考える人材をいきなり探そうとしても見つけることはほぼ不可能です。 事業者に対する日々の支援業務の中で可能性のある人材を発掘するしかありません。 対象となる人材を見逃さないためにはこうした問題意識を常に持ち続けておくことも重要です。  

期待の高い人材には脚光を当て活動を後押し

日常の仕事のなかでピンとくる人材に偶然に出会うことは支援機関業務の醍醐味です。 たまたま出会ったその方の取り組む事業には当然のこととして可能な限り支援に注力します。 そのほかに独自のビジネスを考えているような場合、積極的に働きかけていることがあります。 地域の「ビジネスプランコンテスト」への応募申請です。 コンテスト応募の効果として期待できるのはプランの情報の幅広い発信です。 ビジネスとして確立できるかどうかは総合的に判断されることであり、様ざまな要因に左右されます。 事業者単独で新しいビジネスを確立できるほど世の中は甘くありません。 一次産業へのIT技術の活用というような期待の高い取り組みには脚光を当てるべきだと考えています。 実現可能性に向けて地域の関係者に幅広い認識を促すのに「ビジネスプランコンテスト」は打ってつけです。 今年度も楽しみなビジネスプランを持った事業者をコンテストへ送り出します。  

編集後記

IT技術者といっても様々な業務分野に分かれます。 専門技術に関するアドバイスはとても出来ません。 しかし、ビジネスプランの組み立て方やマーケットへのアプローチに関してはお役に立てているようです。 気軽に相談に乗ってもらえるようIT分野へもアンテナを立てています。  

エムサポーティングオフィス
代表 島浦 誠

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