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ビッグデータとAI機能を活用した個人融資サービス始まる

kuloser / Pixabay

機能的にあっと驚くほどのことだろうか

みずほ銀行とソフトバンクはJ.Scoreという会社を設立しました。
現在、提供しているのは個人融資サービスの分野のようです。

話題性という点ではさすが大手、アピール上手という印象を受けます。
金融商品のキャッチコピーのワードとして「ビッグデータ」と「AI」は確かに新鮮です。

スマホやPCの操作で質問に回答すると貸付極度額と適用利率を示してくれます。
しかし、機能的なこととして「日本初」と謳うほどのことだろうかというのが正直なところです。

というのは個人融資の審査業務においてスコアリング制度は以前から導入されていたからです。

 

金融分野で期待されるのはニッチで特殊な資金需要への対応

ビッグデータ活用とAI技術の革新は様ざまな業務の精度はますます向上していくと考えられます。
他の金融機関でもすでに導入を検討ずみでしょう。

ビッグデータやAI技術を活用できるのは今や大手企業に限ったことではありません。
一定の資金とノウハウを持っていれば個人でも使えます。

活用すること自体は徐々に自然なことになっていくのでしょう。
金融分野で期待されるのはこれらの技術を超小口やニッチ分野の資金需要に対応させていくことです。

 

AI技術はさらに日常的な技術になっていく

AI機能を活用した個人融資サービス開始のニュースを知り、最も惹かれたのは別の視点によるものです。
こうした技術はメーカーや開発者たちにおいて既に身近であっただろうと思われます。

自動車ショーなどに足を運ぶと、確かにAIによる自動車の未来を垣間みることもできます。
しかし、普通の生活者にとってAIはまだまだイメージだけの技術でしかなかったといえます。

大手銀行グループから消費者に向けての「AI」というワードの発信は、日常的な普及を暗示しています。
リアルタイムで「AI時代」の幕開けを目に出来るなんて、ラッキーなことと捉えるべきでしょう。

 

編集後記

AI技術の汎用化は仕事のスタイルを一変させます。

事業主に対し業務改善のツールとしてアドバイスできるよう、日頃から気をつけています。

まずは自分で身近なものを購入して使ってみようと考えています。

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