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メインバンクとのつきあいについて頭においておくべきこと

JESHOOTS / Pixabay

日ごろからコミュニケーションを持っておく

一定の事業規模になってくると運転資金の確保や新しい設備導入などで資金調達も必要になります。
必要な時にタイミングよく資金手当ては行いたいものです。

そのためには日ごろから金融機関とスムーズに意思疎通のできる関係を築いておくことです。
最低持っておくべき金融機関との接点
■毎日の入出金
■決算期、中間期での財務状況報告

金融機関に顔を出したときは、窓口担当者と日常会話を通して自分のキャラクターを表現しておきます。
新しい決算書を作成したら財務状況の説明を融資担当者に行います(中間期も同様)。

経営に関することを説明するときは、自分の抱えている課題について意見を求めるのもいいでしょう。
大事なのは日ごろからコミュニケーションを持っておくことです。

 

うまくいかないことは特に丁寧に説明しておく

日常的な意思疎通を積極的に行っていれば新しい事業の取り組みや、運転資金の相談はしやすいでしょう。
融資の相談もスムーズにできると思われます。

資金調達を行なったら、しばらくは経営状況の報告を毎月の試算表を作成して行うことをお勧めします。
当初計画通り事業展開できているのか担当者は気にしているものです。

事業は思い描いたように順調にいくことばかりではありません。
うまくいかなかったことは特にその理由を含めて丁寧に説明しておくと良いでしょう。

 

人物的に信頼できるアドバイザーを探しておく

問題になるのは厳しい経営状態になったときです。
しかるべき理由を説明して金融支援を得られれば良いのですが、そうとばかりも言えません。

金融機関独自の方針や担当者の判断によって対応は違ってくる可能性もあります。
日ごろから良好なリレーションを作っておくことの意味はここにあります。

一行だけではなく複数行と取引をしておき、いざという時はすぐに相談できる相手を作っておくことです。
ただ、金融機関の担当者から経営的な視点で適切なアドバイスをもらえるとは限りません。

人によって能力も違い、人員削減傾向もあって時間的に余裕のない銀行員も最近は増えているからです。
信頼のできる税理士さんや経営アドバイザーを日ごろから探しておくことです。

ポイントは人物的な信頼性はもちろん、経営的な視点を持ち性格的に相性のよい方だと言えます。

 

編集後記

バレンタインデーなので妻からチョコレートを貰いました。

義理チョコは一つもありませんでしたが、貰ったらお返しもセットなのでなくてホッとしています。

頻繁に飲みに出歩いている訳でもなく、妻からのチョコを大事に食べます。

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