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今の時代を表す「価値主義」という概念を実感するできごと

Photo-Mix / Pixabay

ポスト資本主義となる新しい経済のルール

「価値主義」というのは佐藤航陽さんの提唱する新しい経済システムの概念です。
今は「資本主義」から「価値主義」への移行期だと言われています。

経営分野でベストセラーとなっている本「お金2.0~新しい経済のルールと生き方~」を読んで知りました。
時代の流れを絶妙に読み解かれていて、世の中で起きている様ざまな事象を見事に整理されています。

この本を読んだおかげで自分のなかにずっと抱いていた「拝金主義への違和感」も払しょくできました。

 

オーナーの生き方に共感

「価値主義」とは資本として認識されない価値(内面的、社会的)によって回る経済と表現されています。
この概念で説明できるような事象の動きを身の回りで探すこともできます。

内面的や社会的な価値が評価され人気のスポット
■JR九州千綿駅(長崎県)(カフェになった大村湾沿いの無人駅待合室)
■ちわたや(長崎県東彼杵町の素材にこだわったベーカリー)
■古民家カフェこもれび(佐世保市)

どの施設も資本(貨幣)的な価値とは違う、オーナーの生き方のスタイルに共感を得て支持されています。

 

様ざまな変化の動きも自然なできごと

以前からあった「小さな親切運動」的な活動も本来は社会的な価値をもった活動だといえます。
しかし、客観的な評価は十分なされず企業のイメージ向上のために使われていたりしました。

これらの活動は仮想通貨やインターネットなどの技術の普及によって今は「見える化」できます。
資本主義(拝金主義)ではあまりに偏りを生じていたことに、揺り戻しが起こっているのでしょう。

様ざまな変化の動きも自然なできごとなのかもしれません。

 

編集後記

佐藤航陽さんを知ったのは神田昌典さんの講演会です。

今の時代のヒーローの一人として紹介されました。

新しい時代の変化を実感できワクワクします。

 

 

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