ブログ

銀行の担当者に信頼される融資の申し込みかた

bertholdbrodersen / Pixabay

最初に伝えるべきは融資の目的と自分のこと

創業に限らず事業資金の準備のため銀行と初めて取引される方も多くいらっしゃいます。
慣れないことでも融資担当者の必要としていることを押さえておけば、取引もスムーズに進められます。

銀行の担当者は初めて面談するとき、事業計画などの前に来店者のひととなりを把握しようとします。
借りた資金の返済を誠実に実行しようとする人物と見なされなければ、融資取引はしてもらえません。

そのため銀行を訪問し担当者と挨拶してまず話すべきことは、融資の目的と自分のことについてです。
最初に伝えるべき具体的な内容
■融資申込みの目的
■事業スケジュール
■その事業を始めようとした動機(思い)
■自分の生まれたところ、育ったところ
■学歴、職歴
■将来の夢

具体的な事業計画内容を聞く前の人となりで、担当者は上司に報告する取組みのイメージをほぼ固めます。
融資取組みについて前向きに進めるか、そうでないかです。

 

事業計画の具体的な作成は支援機関を活用

事業計画をある程度作成できていても、資金を必要とする日の2ヶ月前には訪問をしておくべきです。
法人設立を同時にするのであれば、さらに1ヶ月間の余裕は欲しいところです。

一般に銀行訪問初日は事業計画の細かな内容まで話は及ばず、融資申込みの書類一式を渡されます。
次回来訪時に事業計画等の資料を準備すればよいでしょう。

事業計画を提出したらいよいよ中身の検討にはいります。
具体的には必要資金計画と売上計画を準備します。

自己資金については必要資金の約3割は準備しておくべきでしょう。
自分の人生をかけようとする仕事にどれくらいの準備をしているかの客観的な資料とみなされます。

もし、事業計画のことについてよくわからず用意出来ていなくても心配はいりません。
銀行の担当者にその旨伝え、近くの支援機関で信頼できる方を紹介してもらうのもひとつの方法です。

 

自分から心を開くと相手にも通じる

その後の融資の手続きは担当者とのやりとりの流れに乗っていくこととなります。
大事なことは尋ねられることや求められる資料の準備について、真摯に対応することです。

日時の約束に関して予定を変更せざるえない場合はきちんと連絡をすることも大事です。
やりとりを通して築かれる信頼関係はこれからの事業の成長とともに続いていくことになります。

自分から担当者に心を開いていくと相手にも通じて、さらに信頼関係は深まっていきます。

 

編集後記

自分の事業の今後のかたちを考えてみました。

その結果、法人の形を取ってもよいのかなと感じています。

もう少し検討したら結論を出します。

PAGE TOP