購買行動につながる記憶に残るフレーズ
事業を持続させていくうえで新規顧客の獲得は不可欠です。
潜在顧客を新規顧客へと導くためのメッセージは長すぎてはいけません。
AIDMAの法則では消費者の購買行動プロセスを以下のように示しています。
■Attention(注意)
■Interest(興味)
■Desire(欲求)
■Memory(記憶)
■Action(行動)
これら一連のプロセスを動かすために印象に残るフレーズは必要です。
消費者の求める事前情報について考える
名称だけで内容のわかる事業は、事業内容を具体的に示す必要はありません。
競合する同業者が多かったり専門的すぎる事業において短いフレーズは効果的です。
消費者は「購買した後で後悔したくない」という気持ちを持っています。
提供されているサービス(もしくは商品)は自分にとって価値はあるか事前に知りたいのです。
事前情報は大雑把すぎたり、分かりにくかったりすると足は遠のいてしまいます。
丁度良い情報は何なのか良く検討してみましょう。
消費者は利用する前と後を必ず比較チェックする
事業の内容を短いフレーズで表現するには事業の特徴を第三者の目で捉えきれなくてはなりません。
得意分野、強み、実績、希少技術、経営理念などを整理し競合事業者との違いを短くまとめます。
自分の理想とする希望的な内容であっても良いでしょう。
ただ、消費者は利用する前に期待していたイメージと実際の内容を必ず比較チェックします。
期待以上の内容であればリピーターになってくれます。
逆に期待以下であれば二回目の利用はありません。
なるべく乖離しないようなフレーズであるべきことは言うまでもありません。
編集後記
元旦明けの連休を利用して佐賀県の古湯温泉おんくりに一泊二日宿泊してきました。
初めての温泉街をそぞろ歩きするため手にしたマップから飛び込んできたのは、
「アップルパイ」のワンフレーズとお菓子屋のマーク。
アップルパイ好きのわたしは迷うことなく探しあてて入店してしまいました。