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新事業の事業計画書、書き方のポイント

Mikali / Pixabay

最も大事な書き出しの「事業概要」

初めての融資の申込みや補助金の申請などでは事業計画書を必ず作成しなければなりません。
これまでにないサービスや商品を提供する新事業の場合、事業計画書の書き方にはポイントがあります。

添付しなければならない財務資料等は同一基準で作成されます。
ところが、文章の内容に関しては作成する事業者の感覚によって三者三様です。

こうした申請書で最も大事な部分は、たいてい最初の書き出しで求められる「事業概要」です。

 

新しい事業を上手に説明するのは難しい

一般的な事業である場合はさほど苦労することなく書くことはできます。
今までにない新しい商品やサービスを展開するような場合は、相手に具体的に伝わる書き方が必要です。

新事業における事業概要の書き方のポイント
■文章量は多すぎず、少なすぎず
■シンプルに記述する
■読み手は一般人であることを意識する

新しいことを分かってもらおうとして、詳しすぎたり長すぎたりする文章を書くと逆効果になります。
短いセンテンスで表現した方が読み手には理解されやすいようです。

またはシンプルに表現しておいて次の文章で補足的に詳しい説明をすると良いでしょう。
特徴のあるサービスなども、後からやや強調して記述すると読み手は頭の中を整理しやすいのです。

 

目の前の相手に話しかける感覚で書く

時どき、事業の特徴を詳細に説明するあまり長文になってしまっていることがあります。
そんなときは図を作成して、フロー図などを挿入するようにアドバイスしています。

一文を短く書くこともわかりやすい文章を書く秘訣です。
長すぎる文章では、結論は最後まで読み終えないと分からないということもあります。

最初からうまく文章を作ろうとせず目の前にいる相手に話しかけるつもりで言葉にするのも一つの手です。

 

編集後記

昨日、お取引きの金融機関の支店長さんから来年のカレンダーをいただきました。

今年ももう少しになったのかと感じる出来事。

一年を振り返るとともに、これから取り組もうとすることの計画が頭によぎります。

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