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速読術に取組むときに必要なこと

jeonghwaryu0 / Pixabay

本を沢山読めるようになりたい

売れてる本や話題の本を見るため、時々書店に立ち寄ります。
気になるタイトルを見つけ、目次をめくって納得したら購入します。

ただ、加齢によるためか情けないことに読書スピードの低下は否めません。
また読了しないままの本も増えていてどうしたものかと困っていました。

足りない知識や情報をタイムリーに吸収できるようになりたい。
そこで、フォトリーディングという速読術の本を見つけました。

 

一言でいうと「究極の拾い読み術」か

早速購入したのは『才能が目覚めるフォトリーディング速読術』(宝島社)。
フォトリーディングのことを全253Pにわたって延々と書いてあります。

これを1冊まるごと読まないといけないのかと、いつもの積読状態へ。

続いて懲りずに購入したのは『バカになるほど本を読め』(PHP)。
著者は神田昌典さん、フォトリーディングを14Pで要領よくまとめています。

フォトリーディング速読術の要点
■得ようとする目的にかなう本を選ぶ
■リラックス状態で精神集中
■ページ全部をめくり目に記憶させる(フォトフォーカス)
■本の中身から頻繁にでてくるキーワードを拾う(トリガーワード)
■気になるワードの疑問点をメモ
■頭を休めて(翌日)、興味のある個所を通常スピードで読む

一言でいうなら、自分の目的とする本当に必要な部分の拾い読み術でしょうか。
確かに本の要点を拾い上げるには理に叶った方法です。

 

論文書きの苦しい記憶

この速読術の一連の流れを理解しながら、遠い記憶を思い出していました。
社会人入学した大学院で時間に追われマーケティングの論文を書いたことです。

仕事と掛け持ちなのに、担当教授の還暦出版本の執筆依頼を断り切れず、
時間のない状態で同時に3本分の期限付き論文を書いた苦しい記憶です。

あの時はまさに、山のような専門書を片っ端から拾い読みしました。
目的は確かに明確だったので可能だった訳です。

同じ感覚で様ざまな本を読みこなすには、ある程度知識のストックは必要です。
となると、自分の興味のある分野から入っていくとうまくいくかもしれません。

徐々に分野を広げていくことを目指してフォトリーディングに取組んでみます。

 

編集後記

結局、修士論文の提出は期限に間に合わず、卒業は半年遅れとなりました。

苦い経験ではありましたが、今は懐かしい思い出です。

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