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創業者のためのマーケティング基礎知識・顧客志向

RudiHofer / Pixabay

顧客視点により4Pは4Cへ

マーケティングの基本要素の捉え方に4P(Product、Price、Place、Promotion)があります。
この考え方は事業者の立場で提唱されたものです。

時代の流れとともにマーケティングの定義は顧客志向へと変わり、
顧客の視点にたった捉え方を重視するようになりました。

英語の頭文字を取って4Cと言われています。
■顧客ソリューション(Custmer Solution)↔製品(Product)
■顧客コスト(Customer Cost)↔価格(Price)
■利便性(Convenience)↔流通チャネル(Place)
■コミュニケーション(Communication)↔プロモーション(Promotion)

 

顧客視点に立って事業要素を見直す

物やサービスの溢れている現在、顧客志向でなければビジネスは成立しにくくなっています。

自分のビジネスプランを最初に考えるとき、4Pの捉え方で構築して構いません。
ただ、大体の形が整ってきたなら4Cの捉え方でもう一度見直してみることです。

提供する立場に偏ったビジネスになっていないか、自分自身では気づきにくいものです。
これは、自分だけでなく周りの全ての事業についても言えることです。

 

周りの事業は顧客志向のサービスとなっているか

自身の事業を顧客視点で捉える際に、周りの事業はどうなのか目を向けてみましょう。

車のディーラーに入店した時、セールス、ピットクルーはあなたの要望に応えていますか?
生命保険や損害保険の保険金請求手続きを行う時など、対応は顧客の立場に立っていますか?

会社の都合を優先して、必ずしも顧客志向であるとは限りません。
その対応を自分で実感しながら、自身のビジネスプランをもう一度見直してみましょう。

 

編集後記

生命保険とか自動車ディーラーは身近に接することの多い事業所です。

サービスの提供を受けてすばらしいと感じる瞬間は、
従業員全てに顧客志向という考えの徹底されていることを感じた時です。

 

 

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