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産学官連携による次世代創業者育成プログラムの取組み

geralt / Pixabay

学生向けビジネスプラン作成プログラムの提供

地元自治体と大学の共同研究という形で、大学生向けにビジネスプラン作成プログラムを提供して2年目になります。
きっかけは東京出張の折に出会った、学生向けビジネスプラン作成プログラムの存在です。

東京など大都市では、大学生が活発にビジネスプランを発表し大きな注目を集めています。
一方、地方都市ではビジネスプランの概念さえ学生に浸透していない現状がありました。

産業集積が薄い地方都市においてこそ、大学生向けプログラムは提供されるべきではないか。
佐世保市と長崎県立大学に提案した企画が採用され、ゼミ活動での共同研究は始まりました。

 

 

大学発ベンチャー・ビジネスプランコンテスト挑戦の意義

学生が取組んだビジネスプランは、佐世保市等が主催者となる審査会で最終評価を受けます。
その前に、大学発ベンチャー・ビジネスプランコンテスト(九州NBC)への応募を課しています。

九州他大学の学生との競争により、ビジネスプランはブラッシュアップされる仕組みです。
プログラムスタート時、他人事のように取組んでいた学生達の目の色は変わっていきました。

昨年度は4チームのうち1チームが二次審査に進出を果たし、大きな結果を残してくれました。

 

 

プログラムサポート活動を通して地域へ効果を波及させる

2年目の今年度は、佐世保高専、長崎国際大学の2校がプログラムに本格参戦しました。

このプログラムの良さは、外部専門家や地元事業者を大学に派遣出来る仕組みです。
大学のカリキュラムの枠だけでは難しい実業家との接点を学生は得ることができます。
また、折々に自治体、教員、学生、地元事業者皆さんの交流ができるよう工夫しています。

事業者向けのコンサル活動に加え、地域の仕事に関われることに幸せを感じています。
次のステップでは、プログラムを地域の活性化に波及させていくことが課題です。

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